『相対的な競争』 → 『絶対的な価値』


僕はゴーングコンサーンを念頭に事業運営をしています。

一般的に、100社会社が創業して
10年後に残っている会社は3%の3社だと言われています。

勝ち残続ける!どころか、生き残る事も結構大変です。


そんな中でも、会社を成長させ続けるために意識しているのは
『続けたければ、今やっていることを続けないこと』です。

オペレーション、人材、戦略、サービス、制度
あらゆる成功体験や、今やっていることを常に否定しながら
0ベース思考で物事を定期的に考えるようにしています。


その中でもサービスは頻繁にチェックする
必要があると思っています。

市場に合わせて、顧客に合わせて、時にはプロダクトアウトの発想も持ちながら
今までクライアントに選んでいただいていたサービスも否定し
サービスを進化させ、新しいサービスを開発し
成長し続けなければいけないと思っています。


僕はいつも、心のどこかに危機感を持っています。
『このままではいけない。。。』と


とは言え、焦って何かを変える事を目的にしている訳ではありません。
変えてはいけない考え方や、重要なサービスもあります。

常に、少し先を見ながら
最新情報や、たまにはマクロな情報もインプットし
クライアントの潜在的、顕在的なニーズを把握し
今何を提供するべきか?を常に考えています。





■『相対的な競争』ではなく『絶対的な価値』を追求する

サービスを提供するときに僕がこだわっている考え方があります。


それは
『相対的な競争』ではなく
『絶対的な価値』を追求する と言うことです。


僕たちは競争原理の中で、事業を行っています。
3C分析を行い、競合のサービスや自社の強みも把握する必要はあると思います。

でも、競合に勝っていたらそれでいいのか?というと
僕はそうは思っていません。


CS調査でクライアントに協力して頂く事があり
もし仮に自社のサービスが1位だったとしても、僕がその時に意識するのは
1位でも、100点満点中、70点レベルではないか?ということです。

1位が70点、2位が65点、3位が60点
順位をつければ70点が1位かもしれません。

ただ、クライアントの満足からは30点もギャップがあるのです。
どの会社も大したサービスは提供できていないと言う事です。

いわゆる、”どんぐりの背比べ”をしていても
事業存続は厳しいものになります。


コールセンタービジネスや人材ビジネスは
一見、差別化が図りづらい業界です。

そんな業界でも、他社がやっていないこと
クライアント満足度を高める活動は、山ほどあると思っています。

サービス会社として僕は会社のメンバーに
『どうしてそんなサービスを提供できるのですか?』
と競合の幹部が聞きに来るような、そんな取り組みをしてほしいと。
常に言っています。


あと、僕がビジネスをやっていて、やりがいを感じる瞬間があります。

それはクライアントが競合の営業マンに
『セントメディアみたいにやってよ。』と指摘をしている時です。

そんなとき、メンバーががんばってやっている仕事を誇りに思いますし
サービスレベルが『絶対的な価値』に近づいていると実感できます。


これからも『絶対的な価値』を追求し
事業成長を果たしたいと思います。