「心・技・体!!」




ビジネスリーダーにとって必要な要素として
「心・技・体」という表現があります。

「心」= 精神
「技」= 技術
「体」= 体力

どれも重要ですが、何はともあれ「体」がベースの能力ですよね。

結局、土壇場、瀬戸際の勝負で勝てるかどうかは
気力勝負で、その気力は体力が作っています。


「憂鬱でなければ、仕事じゃない」

サイバーエージェントの藤田社長と
幻冬舎の見城社長が書かれた、あの本の中にも書いてあります。

メンタルの「塊」のような、見城社長も
さすがに あの買収騒ぎ の2か月間は、
毎日、弁護士数名と4〜5時間協議し、対策を検討し
忙殺される毎日に、心が折れそうだったと。

そんな時でも、”ファイティングポーズ”を取れるように
合間を縫ってジムに行かれて、体力を養っていたたようです。

”ファイティングポーズ”という表現がさすがです。
大きな課題に立ち向かうぞ!という気持ちが伝わってきます。

体験していない僕でも、想像しただけで
心が折れそうになる、あの買収のエピソードですが
たまに自分が大変な時に思い出し、
「今の自分の大変さも、あの頃の見城社長比べると大したことがない!」
と言い聞かせることがありますw


ちなみに、藤田社長は以外にも
寝ないと、びっくりするほど仕事の能率が落ちるので
寝ずに詰め込むぐらいなら、一晩よく寝て
次の日やる方がいいとおっしゃっています。

僕も、睡眠時間が少なくなると、
集中力が落ち、仕事の効率が落ちるのは分かっているので
睡眠時間の確保は、かなりプライオリティーを高めて意識しています。

たまにいるんですよね〜
睡眠時間が4時間前後でも、毎日テカテカの顔で
ガンガン仕事をできるエネルギッシュなビジネスリーダーが。

本当にうらやましい。
本当に人生得している。

親に感謝ですね。。。



■自己管理

いい精神状態でないと
いい意思決定ができない。これは誰もが理解している事です。

体力が十分ないと、こなせる仕事の量も少なくなります。

ですので、体力増進・体調管理は
非常に重要な事だと思っています。


体力増進では、適度の運動、筋トレ、食事を意識するなど

体調管理では、風邪の引き始めで病院に行く、体を冷やさないなど


「意識してよい習慣を身につけないと、
 悪い習慣を無意識に身につける」

この言葉は自己管理にぴったりの言葉です。

■ストレスマネジメント


気力を養うために、体力をつける事とは別に
もう一つ僕が意識していることは
ストレスマネジメントです。

当たり前ですが、ストレスが多いといい仕事ができません。

ストレスをためない手段もいくつもあります。
ストレス耐性を強める行動(座禅、深呼吸、ヨガ)や
ポジティブシンキングの習慣 など


ちなみに、有名なエグゼクティブコーチは
ストレスマネジメントは、リーダーの責務だとも言い切っています。

ストレスマネジメントの手段の一つとして
例えば、贅沢、趣味、遊びを利用して
ストレスを少なくするという考え方もあります。


なので、勘違されがちなのですが


1.金持である
 ↓
2.贅沢(趣味、遊び)ができる 


ではなく


1.ビジネスで成功したい!
 ↓
2.ストレスマネジメントをしなければ!
 ↓
3.その一つの手段として、贅沢(趣味、遊び)でもしてストレスマネジメント
 ↓
4.いい仕事ができるようになる
 ↓
5.結果的に、金持ちになる


もともと単なる金持ちもいると思うので
これは極端な例えかも知れませんが
2.の意識を持つことが必要だという事が伝えたいのです。

なので、もし自分の会社の社長が
何だか、遊んでいる、贅沢しているな。。。とあきれる瞬間があれば

ストレスマネジメントの一環では?と捉えてみては如何でしょうかw


■自分との対話

あと僕は、よく”自分の心”に問いかけます。
というと、少し不気味なヤツに思われるかも知れませんが

「今、無理していないか?」と、自分の精神状態や
心理状態、体力的な状況を、客観的に把握して
無理する前にやめる。という事です。

無理すると、絶対に後で体調を壊したり
仕事のクオリティーは落ちています。

ビジネスを始めて、たかだか10数年ですが
この問いかけは、絶対に重要だと確信しています。

いわゆるセルフコントロールです。


実は結構います、、、
無理を超えて、無茶をして、結局周りに迷惑をかけている人が、、、

それは、プロとして失格です。

一般的にコミュニケーションが必要だと言いますが
一番重要なコミュニケーションは

”他人との”コミュニケーション ではなく
”自分との”コミュニケーション だと思っています。


気力、体力をしっかり養える
自分なりのやり方、ルーティンを持っている人はプロです。

もし不十分だと感じる方がいれば、一度見直してみてください。
いい仕事ができるヒントになります。